COLUMN

2024.02.27

銀行が住宅ローン審査を行うにおいて確認する信用情報とは?

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銀行に住宅ローン融資の相談をしに行くと、銀行の融資担当は相談に来た顧客の「信用情報」を確認します。

信用情報を元に融資可能か否かを判断し、最終的な審査を行うという流れになります。

信用情報とは一体どのようなものなのでしょうか?

自分の信用情報に少しでも問題が有ると、銀行は融資を行ってくれないのか?

そんな住宅ローンを検討している方が気になる疑問を、一緒に見ていきましょう。

銀行はここを見る!信用情報とは?

信用情報とはなにか?

まず信用情報とは、クレジットカードやローンの契約、消費者金融の利用などに関する情報がまとめられており、取引の事実が記されている個人情報のことです。

今までの金融に関する取引が分かってしまうので、この信用情報と言う個人情報を使って金融機関は顧客の信用を判断し、

「この顧客には融資して大丈夫だろうか?」

「返済能力は十分にあるか?」

「今までの借金はどれだけあったのか?その借金はきちんと返済しているだろうか」

などを検討し融資の可否を決めます。

住宅ローンの審査も例には漏れず顧客の信用情報を確認します。

確認した信用情報の中に大きな不安材料が見つかってしまうと、残念ながら住宅ローン審査を通すのは厳しくなってしまうでしょう。

信用情報を取り扱っている機関

信用情報は銀行に登録されているのではなく、個人信用情報機関という信用情報を取り扱っている機関に登録されています。

顧客から住宅ローン融資などの相談が有り、信用情報を調べたい時には必ず銀行は個人信用情報機関に信用情報の開示請求を行っています

信用情報を取り扱っている機関は3つあります。

金融機関によって加盟している場所が違うので、金融機関によって情報開示請求を行う個人信用情報機関は異なっています。

CIC(指定信用情報機関):クレジットカード会社や消費者金融会社が主に加盟

JICC(日本信用情報機関):メガバンク、地方銀行、大手消費者金融など様々な金融機関が加盟

KSC(全国銀行協会):信用金庫、信用組合が主に加盟

また、トラブルを起こしてしまいブラックリストに載ってしまった人は、全ての個人信用情報機関に情報が共有されてしまうので注意してください。

信用情報に含まれない情報

一見すると自分の情報が全て分かってしまうような感じがしますが、信用情報の開示を利用しても分からない事もあります。

まず、顧客が金融機関などを通さない個人間でのお金の貸し借りの情報は分かりません。

たとえば「家族からお金を借りている」「友人の車のローンを自分が代わりに支払っている」このような個人の間で金銭のやり取りをしていても、それは信用情報には載っていないので金融機関は調べようが有りません。

また、個人の信条や宗教も信用情報には載っていません。

「自分は特別な信条を持っているから住宅ローンの融資は通らないのでは?」と考えても融資の審査に響くことはないでしょう。

意外に思えるかもしれませんが、自分の犯罪履歴は信用情報に登録されることはありません。

しかし、以前にローンやクレジットカードの支払いの最中に罪を犯してしまい、支払いを行うことが出来なかった場合は、支払いが遅延しているという事実が信用情報に登録されてしまうので要注意です。

信用情報のキズになる!7個のケースを紹介

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住宅ローン審査を通すためには、自分の信用情報にキズ(信用力の低下)が無く、キレイな状態であることが重要です。

今の日本ではお金に関するトラブルが、自分の信用情報のキズとして登録されてしまします。

「こんな事でもキズになっちゃうの?知らなかった!」と言っても後から自分で信用情報のキズを消すことは出来ません。

それではどのような事をしてしまうとキズとして残ってしまうのでしょうか?住宅ローンの相談の際に、銀行員が良く目にする事例を幾つか紹介します。

クレジットカード代金支払いの遅れ

「クレジットカード引き落としの口座に現金を入れ忘れてしまい、カードの支払いが遅れてしまった!」たとえ遅れたのが数日だけだったとしても、信用情報にはキズとして残ってしまいます。

特に通帳を使い分けて支払いを行っている人は、うっかりで忘れてしまってもキズになってしまうので注意が必要です。

クレジットカード代金支払いの数日の遅れだけが、住宅ローン審査に致命的に響いてしまうとは考えにくいですが、いずれにせよ信用情報をキレイにしておくためにも支払いの遅れが無いように努めましょう。

多額のリボ払い

大きな買い物をしても毎月の支払いが一定になるので、安易に使用してしまう人も居るリボ払い。

これも支払いが遅れてしまうような問題が有ればキズになってしまいます。

住宅ローンの融資を検討しているのならば、住宅ローンの相談に行く前にリボ払いを出来る限り減らしておく事をお勧めします。

携帯電話代をクレジットカードで支払っている場合

以前は、携帯電話代金支払いの遅れがキズになるというケースは見かけませんでした。

しかし、現在はスマートフォンが普及し、スマートフォンを利用した買い物やゲーム内での課金で電話代が高額になり、その結果として延滞してしまうパターンが増えています。

奨学金返済の滞納

携帯電話代支払いと同じで、以前はあまり見かけませんでした。

近年では大学に通う人が多くなり、深く考えずに 奨学金を背負ってしまう大学生も増加しています。

奨学金と言っても借金です。

きちんと毎月の支払いを行いましょう。

また、多額の奨学金が残っている場合は銀行からマイナスとして取られてしまいます。

住宅ローンを検討しているならば、奨学金を全て返済してしまうか、銀行に奨学金返済の見込みが有る事を伝えておくことも大切です。

クレジットカードの多重申し込み

短期間のうちにクレジットカードの申し込みをするのもキズになります。

申し込みの履歴が信用情報に登録されてしまうので、銀行は多重の申し込み履歴を見ると「なぜ短期間のうちに申し込みを幾つも行っているのだろう?」と不審に感じてしまうわけです。

家賃の滞納

家賃の滞納で信用情報にキズが付くケースは少ないですが、場合によってはキズになることも有ります。

賃貸契約時に「CICやJICCに加盟している保証会社が入っている物件」の家賃滞納は信用情報のキズになる可能性が有ります。

まず家賃を滞納してしまい、支払いをせずに61日が経過すると信用情報に記録されます。

家賃を滞納してしまっても、すぐに支払いを行えば信用情報に記録されることは無いでしょう。

キャッシングの利用

消費者金融やカードローンなどでキャッシングをしたからと言って無条件で信用情報にキズが付くようなことは有りません。

キャッシングしたお金が返済することが出来なかったときや、キャッシング会社の規約に違反し、強制的に解約されてしまった場合にキズとして残ってしまいます。

しかし、キャッシングは信用情報のキズとして残らないからと言って多額の借り入れをしてしまうのは、銀行からは良く見られないのが現実です。

幾つか事例をあげてみました、信用情報のキズになってしまうパターンの殆どが「支払いの遅れ」と言って良いでしょう。日ごろから支払いの遅れが起きないようにクセをつけておくことが重要です。

一度でも延滞遅延が発生したらアウトなのか?

時間が経つと信用情報は回復する

それでは一度でも信用情報にキズがついてしまったら、消えることは無いのでしょうか?答えはノーです、条件を満たせば自分の信用情報に付いたキズを消すこともできます

まず、ブラックリストに自分の名前が登録されてしまったら、自分で消すことは出来ません。

もちろん住宅ローンの審査が通ることも無いでしょう。

しかし、ある程度の期間が経過すれば自動的にブラックリストから消えるような仕組みになっています。

信用情報が登録されている機関によって異なりますが、およそ5年から10年でブラックリストから自分の名前が消えます。

ただ、ブラックリストから名前が消えたからと言ってすぐに融資の審査が通るわけではありません。

ブラックリスト入りしていた期間の返済実績がなく、銀行は「返済実績の無いこの人にお金を貸しても大丈夫だろうか?」と判断されてしまいます。

信用情報のキズについても同じになります。キズの大小に関わらず5年~10年でキズは消えます。

信用情報を悪化させないために

上の項目でも少し触れた返済実績は非常に重要です。

クレジットカードの返済が数日遅れただけでも、信用情報には延滞履歴有りとして登録されてしまいます。

当たり前のことですが、カードの支払いは遅れがないようにきちんと行いましょう。

定職について毎月一定の収入を得ている事実も信用情報を悪化させないために大切です。

また、正社員として会社で働いているという事実は、銀行が住宅ローン審査を行うにおいて強く見ている点で、正社員という立場がいかに強いかということが分かるでしょう。

住宅ローンの審査に落ちてしまったら

仮に住宅ローンの審査に落ちてしまっても、夢のマイホームを諦める必要はありません

審査に落ちた原因が自分の信用情報のキズだと認識出来たのならば、キズの記録が消えるまで5年~10年は待ちましょう。

その間のあらゆる支払いも遅れが無いように努め、自分の信用を高め、もう一度銀行に審査をお願いすれば審査が通る可能性も十分にあります

銀行からの融資提案は信頼の証

銀行から融資の案内の電話やはがきが来た人は居ないでしょうか?

取引している銀行から「マイカーローンどうですか?」といったセールスの電話や、「住宅ローン、低金利でご案内!」と案内の手紙がポストに入っていた経験は有りませんか?

忙しい時の電話は適当に断り、届いた手紙をすぐに捨ててしまう人も多くいるでしょう。

しかし、これらの提案はあなたが銀行から信頼されている証拠でもあります。

借金だらけの人や、クレジットカードやローンの返済が遅れてばかりの人に、銀行はお金を貸したいとはとても思いません。

生きていれば住宅ローンを組むことが必要になり、銀行の助けを借りることもあるかもしれません。その時のために、信用情報をキレイにしておくことは、自分の生活を充実させるためにも大切なことです。

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